今朝の市場メモです。9月3日の米国市場は、長期金利の低下とドル安を追い風に3指数がそろって反発しました。為替はドル円が155円台まで円高が進み、約1ヶ月ぶりの水準となっています。
今朝の市場(前日比)
| 指数 | 水準 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 53,686.11 | +1.18% |
| S&P500 | 7,747.71 | +1.06% |
| NASDAQ総合 | 26,584.06 | +1.40% |
| 全世界株 MSCI ACWI(ACWIで代用) | 161.94ドル | +1.11% |
| ドル円 | 155.82円 | -1.95% |
※全世界株はオルカンが連動するMSCI ACWIの目安(ACWI ETFで代用)です。
参考:私の保有オルカンの基準価額
私が保有しているeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の基準価額は 38,285円(前日比 -0.77%) でした。基準価額は1日1回の更新で、前日の海外市場の動きを反映した”1日遅れ”の値になります。
今朝の背景 ― なぜこう動いたか

- 米長期金利が低下(10年債利回りは前日から約5bp低下し4.75%程度)したことに加え、NY連銀のウィリアムズ総裁が「インフレは緩やかな低下傾向にある」と述べたことで利上げ観測が後退し、株式には追い風となりました。(Yahoo Finance)
- ADP雇用統計で8月の民間部門雇用者数が市場予想(4.7万人)を下回る3.8万人増にとどまったことも、金曜発表の雇用統計を控えて利下げ期待を後押ししました。(The Motley Fool)
- ナスダックはAI関連株の底堅さが指数を押し上げました。個別ではブロードコムが決算自体は市場予想を上回ったものの株価は下落するなど、銘柄ごとの明暗も見られました。(The Motley Fool)
- ドル円は、日銀の高田審議委員が連続利上げや0.5%ポイント以上の大幅利上げの可能性に言及したと伝わり、日銀の利上げ加速観測が強まったことが円買いにつながりました。あわせて、上記の米利上げ観測の後退(=日米の金利差が縮まるとの見方)も重なり、円が買われやすい地合いとなりました。(外為どっとコム)
- 加えて、GPIFが7年ぶりに8月会合を開いたことから、金利上昇が続く国内債券への資産配分を引き上げるとの観測が浮上し、国内への資金シフトを先取りする動きとの見方も出ています。(みんかぶFX)
【ドル円について少し補足】今回の155円台は、8月後半に158〜160円台で推移していた水準から見ると、やや円高方向への動きです。今のところ「日米の金利差が縮まる方向にあるとの見方」が主な材料で、目先は9月15〜16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)と、今月に予定される日銀の会合の結果に注目が集まりそうです。私たちの生活面では、円高は輸入品や海外旅行にとってはプラスに、輸出関連企業の業績にとってはマイナスに働きやすい傾向があります。
長期投資家としての一言
米金利の低下観測と雇用指標の弱さが重なり、株式・為替とも大きめに動いた一日でした。ただ、こうした金利観測や雇用統計は毎月のように材料視され、その都度相場は上下します。短期の値動きに一喜一憂せず、積立と長期保有のスタンスを淡々と続けていきたいと思います。
免責事項
本記事は個人の市場記録・備忘録であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。


コメント