朝の市場メモ|2026年6月18日 FOMCはタカ派、利上げ観測再燃で米株続落

市場メモ

おはようございます。今朝(2026年6月18日)の市場を振り返ります。注目のFOMC(米国の金融政策会議)は政策金利の据え置きを決めましたが、同時に示された金利見通しが「タカ派(引き締め寄り)」だったことで利上げ観測が再燃し、米国株は主要3指数そろって続落しました。特に半導体株の下げが目立つ1日でした。

今朝の市場(前日比)

指数・為替水準前日比
S&P5007,420.10-1.21%
NASDAQ総合26,021.66-1.34%
全世界株 MSCI ACWI(ETF: 155.81ドル)-0.97%
ドル円160.57円+0.10%

「全世界株 MSCI ACWI」は、私も積み立てているeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)が連動する指数の値動きの目安です(ここではiシェアーズ MSCI ACWI ETF「ACWI」で代用)。米国株安につられて約1%下げました。

参考:私の保有オルカンの基準価額

今朝時点のオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の基準価額は38,115円(前日比-0.08%)でした。下げ幅が指数より小さく見えますが、これは投資信託の基準価額が1日1回(夜)更新で、前日の海外市場を反映した「1日遅れ」の数字だからです。昨夜のFOMC後の大きな下げ(米国株-1%超)は、明日の基準価額に反映されてくることになります。

今朝の背景 ― なぜこう動いたか

  • FOMCは「金利据え置き」でも中身はタカ派。 政策金利は3.5〜3.75%で全員一致の据え置きでしたが、参加者の金利見通し(ドットチャート)では2026年内に「利上げ」を見込む人が9人と最多に。市場では「年内利下げ」どころか「10月にも利上げ」の可能性が意識され、売りが優勢になりました。(出典:CNBC)
  • ウォーシュ新議長の初会見が想定よりタカ派。 声明文から「将来の利下げ」をにおわせる文言が削られ、初めての記者会見も引き締め寄りの内容と受け止められました。インフレ見通しも2026年3.6%へ引き上げられています。(出典:CNN)
  • 半導体株が急落、SpaceXも反落。 金利が下がりにくいとの見方から、これまで買われてきた半導体関連に売りが集中し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は約5.7%の急落。先日上場したばかりのスペースX(SPCX)も上昇から一転、5%下落しました。(出典:TradingKey)

長期投資家としての一言

「利下げ期待が後退した」という、株式市場にとっては逆風のニュースでした。こういう日は数字が赤くなりがちですが、私のスタンスは変わりません。金利の方向性は私にはコントロールできませんし、当てにいくゲームもしません。高配当株からは下げても配当が入り続けますし、インデックスの積み立ては安く買えた分だけ将来の口数が増えます。

ちなみに、先日のコラムで「私は買わない」と書いたスペースXが5%下げたのも、新規上場株の値動きの荒さを改めて感じさせる出来事でした。お祭りは見物席から——その気持ちを再確認しつつ、今日も配当と全世界分散のインデックスに淡々と働いてもらいます。

免責事項

本記事は筆者個人の市場記録および見解をまとめたものであり、特定の銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。記載した数値・ニュースは記事執筆時点の情報に基づく概算です。投資判断はご自身の責任において、最新の情報をご確認の上で行ってください。

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