朝の市場メモ|2026年6月19日 米国市場はお休み ― ジューンティーンスとは

市場メモ

2026年6月19日(金)、米国の株式市場(ニューヨーク証券取引所・ナスダック)はお休みでした。日本のニュースではあまり大きく取り上げられませんが、この日は「ジューンティーンス(Juneteenth)」という、アメリカにとってとても大切な祝日です。私自身も最近まで詳しく知らなかったのですが、調べてみてとても勉強になったので、今日はこの祝日をご紹介します。

ジューンティーンスとは

ジューンティーンス(Juneteenth)は、アメリカで奴隷制が終わったことを記念する祝日です。名前は「June(6月)」と「nineteenth(19日)」を組み合わせた言葉で、毎年6月19日に祝われます。

由来 ― 1865年6月19日、テキサスでの出来事

1863年、リンカーン大統領が「奴隷解放宣言」を出しました。しかし当時は情報が全土にすぐ伝わるわけではなく、南部の一部ではその後も奴隷制が続いていました。

そして1865年6月19日、ゴードン・グレンジャー将軍がテキサス州ガルベストンに到着し、「テキサスのすべての奴隷は自由である」と告げる布告(一般命令第3号)を読み上げました。これにより、テキサスにいた25万人以上の人々の自由が、ようやく公式に宣言されたのです。解放宣言から、実に2年あまりが経っていました。

翌1866年から、テキサスの人々はこの6月19日を「解放の日」として祝うようになり、これがジューンティーンスの始まりとなりました。

地域のお祝いから、国の祝日へ

長い間、ジューンティーンスはおもに黒人コミュニティを中心に祝われてきました。1980年にはテキサス州が州の祝日に定め、そして2021年6月、バイデン大統領が署名して、正式な「連邦の祝日(国民の祝日)」になりました。比較的新しく国の祝日になった記念日です。

なぜ株式市場が休むのか

アメリカの株式市場は、連邦の祝日に合わせて休場します。ジューンティーンスが連邦の祝日になったことで、2022年から6月19日はニューヨーク証券取引所・ナスダックも休場するようになりました(2026年は6月19日が金曜日のため、米国市場はこの日お休みでした)。

日本でいえば、建国記念日や憲法記念日のように「その国の歴史にとって重い意味を持つ日」のひとつ、とイメージすると分かりやすいかもしれません。

私たちの投資にとっては

市場が休みの日は、当然ながら株価も為替(米国時間)も動きません。私たちのような長期投資家にとっては、こういう「何も起きない日」はむしろありがたいものです。相場が動かない日くらいは、画面を気にせず、その国の文化や歴史に思いをはせる。そんな過ごし方も悪くないと思います。

市場の休みに一喜一憂することはありません。私たちは今日も、高配当株とインデックス(オルカン)の積み立てを、いつも通り淡々と続けていくだけです。来週月曜(6月22日)からは、米国市場も通常通り再開します。

免責事項

本記事は筆者個人の見解・覚え書きをまとめたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載した内容は記事執筆時点(2026年6月19日)の情報に基づきます。投資判断はご自身の責任において行ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました