今朝の市場メモです。9月4日の米国市場は、市場予想を大きく上回る8月の雇用統計を受けてFRBの利下げ観測が後退し、3指数がそろって反落しました。為替はドル円が156円台で一進一退となりました。
今朝の市場(前日比)
| 指数 | 水準 | 前日比 |
|---|---|---|
| NYダウ | 53,414.25 | -0.51% |
| S&P500 | 7,718.60 | -0.38% |
| NASDAQ総合 | 26,506.99 | -0.29% |
| 全世界株 MSCI ACWI(ACWIで代用) | 161.89ドル | -0.03% |
| ドル円 | 156.22円 | +0.36% |
※全世界株はオルカンが連動するMSCI ACWIの目安(ACWI ETFで代用)です。
参考:私の保有オルカンの基準価額
私が保有しているeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の基準価額は 37,945円(前日比 -0.89%) でした。基準価額は1日1回の更新で、前日の海外市場の動きを反映した”1日遅れ”の値になります。
今朝の背景 ― なぜこう動いたか
- 8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比16.2万人増と、市場予想(5.3万人増)を大幅に上回りました。失業率は4.1%で横ばいながら労働市場の底堅さが示され、FRBの利下げペースが鈍る(あるいは利下げが見送られる)との観測が強まり、株式相場の重荷となりました。(TheStreet)
- もっとも、その後発表された米新規失業保険申請件数の増加や貿易赤字の拡大も重なり、米長期金利は伸び悩みに転じました。為替市場ではウォラーFRB理事の「ディスインフレ傾向が続けば政策金利の据え置きを支持する」との発言も伝わり、ドル売りが強まる場面がありました。(財経新聞)
- 個別株では、ルルレモンが売上減速と業績見通し引き下げを嫌気して一時18%超急落する一方、半導体メモリー関連のマイクロン・テクノロジーやサンディスクは市場全体が軟調な中でも上昇するなど、銘柄ごとの明暗が分かれました。(The Motley Fool)
- ドル円は、日銀が今月0.25%の利上げに踏み切ったうえで、今後の経済・物価動向次第では追加利上げも排除しない方針と伝わったことが円買い材料となりました。(みんかぶFX)
- 加えて、米財務長官による円安是正への思惑や、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が資産配分を見直すとの観測も円買いを後押ししました。(みんかぶFX)
【ドル円について少し補足】9月4日のニューヨーク市場では、ドル円は一時156円75銭まで上昇したあと155円34銭まで下落する場面があり、値動きの荒い一日でした。終値ベースでは156円22銭・前日比+0.36%とわずかにドル高(円安)で終えましたが、これは「雇用統計を受けたドル買い」と「日銀の利上げ観測・米金利低下によるドル売り」がせめぎ合った結果とみられます。目先は9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)と日銀会合の結果が注目されそうです。
長期投資家としての一言
雇用統計の上振れをきっかけに株式・為替とも大きめに動いた一日でしたが、こうした指標は毎月発表され、その都度相場は上下します。一つの統計に一喜一憂せず、積立と長期保有のスタンスを淡々と続けていきたいと思います。
免責事項
本記事は個人の市場記録・備忘録であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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