6月24日(水)の米国市場は、半導体・ハイテク株がなお神経質な展開となった一方、引け後に発表されたマイクロン・テクノロジーの好決算が市場の空気を変える材料となりました。ダウ工業株30種は小幅高、ドル円は161円台後半でこう着しています。
今朝の市場(前日比)
| 指数・通貨 | 水準 | 前日比 |
|---|---|---|
| S&P500 | 7,358.22 | -0.10% |
| NASDAQ総合 | 25,476.63 | -0.43% |
| 全世界株 MSCI ACWI(ETFで代用) | 154.23ドル | -0.14% |
| ドル円 | 161.76円 | +0.10% |
※全世界株はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)が連動するMSCI ACWI指数の目安として、ACWI ETFの価格で代用しています。
参考:私の保有オルカンの基準価額
私が保有しているオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の基準価額は 37,637円(前日比-1.57%) でした。オルカンの基準価額は1日1回更新で、前日の海外市場の動きを反映した"1日遅れ"の値になっている点にご注意ください。
今朝の背景 ― なぜこう動いたか
- 半導体株は前日23日の流れを引き継ぎ、24日も神経質な展開でした。23日には韓国SKハイニックスが次世代の広帯域メモリ「HBM4」の増産ペースを緩めると報じられたことが引き金となり、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は7.87%の大幅安、マイクロン株も13%超下落していました(日本経済新聞)。
- そのマイクロン・テクノロジーが24日の取引終了後に決算を発表。3〜5月期の純利益は前年同期比15倍の282億ドル超となり、AI関連の受注は四半期として過去最高を更新しました。市場予想を上回る好決算を受け、株価は時間外取引で一時14%高となり、AI需要への懐疑論が和らぐ材料となりました(日本経済新聞)。
- 株式市場全体ではS&P500・ナスダック総合がともに小幅安となった一方、ダウ工業株30種は+0.35%、小型株中心のラッセル2000指数は+0.37%とそれぞれ上昇しました。ハイテク株から他セクターへ資金が一部シフトする「ローテーション」の動きが見られました(TheStreet)。
- FRBの金融政策への警戒感は続いています。6月17日のFOMCでは2026年末のインフレ見通しが+2.7%から+3.6%へ上方修正され、市場では年内の利下げ観測から一部利上げ観測へとシフトが進んでいます。25日朝に発表される5月のPCEデフレーター(FRBが特に重視するインフレ指標)の結果が、今後の金利見通しを左右する注目材料です(みんかぶFX)。
- ドル円は週明けに162円台を試した後、24日の東京時間は161円台半ばで小動きとなりました。FOMCのタカ派姿勢を受けて2024年7月以来の水準まで上昇した後、高値圏でのもみ合いが続いています(みんかぶFX)。
長期投資家としての一言
半導体・ハイテク株を巡っては強気・弱気の材料が目まぐるしく入れ替わっており、短期的な値動きを正確に読むのは簡単ではありません。マイクロンの好決算のように一晩で潮目が変わることもあるからこそ、日々のニュースに振り回されて売買タイミングを探るより、淡々と積立を続けることの大切さを改めて感じます。
免責事項
本記事は筆者個人の市場記録・備忘を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。


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