【決算プレビュー】サンドラッグ(9989)2026年3月期 本決算|5期連続増益・5月15日発表!注目ポイントを個人株主が解説

決算速報レポート

サンドラッグ(9989)とはどんな会社?

サンドラッグはドラッグストアとディスカウントストアを展開する国内大手小売チェーンです。東証プライム市場上場(証券コード:9989)。首都圏を中心に全国へ店舗網を拡大しており、調剤薬局・化粧品・日用品・食品を幅広く取り扱っています。

「ドラッグストア事業」と「ディスカウントストア事業(ダイレックス等)」の2本柱が強みで、5期連続増収増益を続ける安定成長銘柄として個人投資家にも人気があります。私自身も保有している銘柄です。

直近5期の業績推移

過去5年間の業績を振り返ると、売上・利益ともに右肩上がりの成長が続いています。

決算期売上高営業利益純利益年間配当
2021年3月期6,343億円373億円253億円70円
2022年3月期6,487億円341億円239億円71円
2023年3月期6,905億円375億円257億円100円
2024年3月期7,518億円410億円291億円114円
2025年3月期8,018億円445億円308億円130円
2026年3月期(予想)8,500億円473億円317億円131円

2022年3月期に一時的に営業利益が落ち込みましたが、その後は回復・成長軌道に乗り、2025年3月期まで4期連続増益。今期も増益予想です。配当も2021年の70円から2026年予想131円へと6年でほぼ2倍になっています。

第3四半期(Q3)累計の進捗状況

2026年2月に発表されたQ3(4〜12月)の9ヶ月累計実績は以下の通りです。

項目Q3累計実績通期予想進捗率
売上高6,357億円(前年同期比+5.3%)8,500億円74.8%
営業利益365億円(同+4.9%)473億円77.2%
経常利益362億円(同+5.4%)460億円78.7%
純利益242億円(同+1.7%)317億円76.3%

Q3終了時点で経常利益の進捗率は78.7%。残るQ4(1〜3月)で約21%の達成が必要で、例年の季節性を考えると通期予想の達成はほぼ確実と見ています。アナリストのコンセンサス予想も会社予想をわずかに上回る464億円と、小幅上振れを期待しています。

決算当日(5月15日)に注目すること

2026年5月15日(木)に本決算発表が予定されています。以下の3点を重点的にチェックします。

  1. 通期実績が予想(経常利益460億円)を上回るか
    Q3進捗は順調。小幅な上振れ着地が基本シナリオ。大幅超過なら株価へのポジティブサプライズとなる可能性。
  2. 来期(2027年3月期)の業績ガイダンス
    ドラッグストア業界は競争が激化しており、出店計画・ディスカウントストア事業の成長見通しが焦点。来期も増益トレンドを維持できるか。
  3. 来期配当予想
    今期131円からさらに増配があれば、株価サポート要因に。5期連続増配中につき、継続性に注目。

株価・バリュエーションの整理

項目内容
現在株価(目安)約3,714円
PER(予想)約13.7倍
PBR約1.56倍
配当利回り(予想)約3.5%(131円)
自己資本比率60.7%(堅実な財務基盤)
アナリスト目標株価5,183円(現在比+約38%の上値余地)

PER13倍台・配当利回り3.5%という水準は、安定成長ドラッグストアとしては割安〜適正水準と感じています。アナリストの目標株価5,183円との乖離が大きく、中長期的なリターンが期待できる銘柄だと思います。

個人株主としての見解

取得単価3,771円に対して現在値は約3,739円とほぼトントンの状態ですが、業績の安定成長・連続増配・割安なバリュエーションという観点から、中長期保有の方針は変えていません。

ドラッグストア業界はウエルシアやツルハとの競争が続きますが、サンドラッグはディスカウントストア(ダイレックス)という差別化軸を持っており、単純なドラッグストアとは異なる成長ドライバーがあります。

  • ✅ 5期連続増収増益の安定成長
  • ✅ 配当利回り約3.5%・6年で配当ほぼ2倍
  • ✅ 自己資本比率60%超の堅実財務
  • ✅ アナリスト目標株価に大きな上値余地
  • ⚠️ ドラッグストア業界の競争激化リスク
  • ⚠️ 来期ガイダンス次第では株価の反応に注意

5月15日の発表後、速報記事もアップする予定です。お楽しみに!


※本記事は個人投資家としての見解であり、投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

配当金・株主還元の魅力

サンドラッグは連続増配を続ける高配当銘柄として個人投資家から高く評価されています。

決算期年間配当増配額
2021年3月期70円
2022年3月期71円+1円
2023年3月期100円+29円
2024年3月期114円+14円
2025年3月期130円+16円
2026年3月期(予想)131円+1円

2021年の70円から2026年予想の131円へ、5年で配当がほぼ2倍に成長しています。配当利回りは現在株価(約3,714円)に対して約3.5%と、メガバンクの定期預金と比較しても非常に魅力的な水準です。

NISA(成長投資枠)との相性

サンドラッグはNISA成長投資枠での長期保有にとても向いている銘柄だと思っています。その理由を整理します。

  • 配当金が非課税:通常、配当金には約20.315%の税金がかかりますが、NISA口座では非課税。131円の配当なら約27円の税金が戻ってくるイメージです。
  • 連続増配の恩恵を最大化:増配が続くほど非課税の恩恵も拡大。長期保有と相性抜群です。
  • 生涯投資枠1,200万円を有効活用:株価約3,700円 × 100株 = 約37万円。成長投資枠(年240万円)の範囲内で十分購入できます。
項目通常口座NISA口座
年間配当(100株)13,100円13,100円
税金(約20.315%)▲2,661円0円
手取り配当10,439円13,100円
10年間の差額+約26,610円

100株保有した場合、NISA口座なら10年間で約26,600円分の税金が節約できる計算です。配当が増え続ければ、その差はさらに広がります。


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