6月22日(月)の米国市場は、米とイランの軍事衝突終結に向けた交渉進展への期待から高く始まりましたが、終盤にかけて半導体・ハイテク株を中心に売りが強まり、結局S&P500・ナスダック総合ともに下落して終えました。為替市場ではドル円が161円台後半まで円安が進みました。
今朝の市場(前日比)
| 指数・通貨 | 水準 | 前日比 |
|---|---|---|
| S&P500 | 7,472.79 | -0.37% |
| NASDAQ総合 | 26,166.60 | -1.32% |
| 全世界株 MSCI ACWI(ETFで代用) | 157.59ドル | -0.10% |
| ドル円 | 161.60円 | +0.10% |
※全世界株はオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)が連動するMSCI ACWI指数の目安として、ACWI ETFの価格で代用しています。
参考:私の保有オルカンの基準価額
私が保有しているオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の基準価額は 38,306円(前日比+0.23%) でした。オルカンの基準価額は1日1回更新で、前日の海外市場の動きを反映した”1日遅れ”の値になっている点にご注意ください。
今朝の背景 ― なぜこう動いたか
- 米国とイランの軍事衝突終結に向けた交渉は、22日に一時停滞が報じられたものの、その後パキスタンとカタールの仲介により進展がみられ、米国務長官も「わずかな進展」を明らかにしました。地政学リスクの改善期待が朝方の株高材料となりました(ニューズウィーク日本版)。
- 一方で、5月の米雇用統計が市場予想を上回る強さだったことを受け、FRBの次の一手が「利下げ」ではなく「利上げ」になるとの観測が市場でくすぶっており、米長期金利の上昇を通じて株式相場の重石となっています(三井住友DSアセットマネジメント)。
- 金利上昇局面では、中長期の成長期待を織り込んで買われてきた半導体・AI関連株などのグロース株がバリュエーション面で調整を受けやすく、ハイテク株中心の売りにつながりました(日本経済新聞)。
- 6月16~17日のFOMCでは政策金利が3.50~3.75%で4会合連続の据え置きとなりましたが、ウォーシュ新FRB議長体制のもとで公表されたドットプロットでは、参加者19人のうち9人が年内の利上げを見込むなど、市場参加者の見解の隔たりが意識されています(第一生命経済研究所)。
- ドル円は、日米の金利差に加えて中東情勢の不透明感を背景とした「有事のドル買い」も意識され、161円台後半での推移となりました(oricon ME)。
長期投資家としての一言
地政学リスクの改善期待で始まった一日が、利上げ観測の高まりで終盤に失速する――短期的には材料が目まぐるしく入れ替わっていますが、私たち長期投資家にとって、日々の上げ下げそのものに意味を見出す必要はありません。金利動向や中東情勢は気になるところですが、淡々と積立を継続する姿勢を大切にしたいと思います。
免責事項
本記事は筆者個人の市場記録・備忘を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。


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